lukemori's blog

雑記です。web関連は http://lukemoridev.hatenadiary.jp/

大統領選挙2016

大統領選挙2016

民主党
 ヒラリーさんはサンダースさんにsuper delegate 抜きできちんと勝たないと政権取った後に引っ張られるでしょうなぁ。
 サンダースさんはもう選挙には負けても勝負には勝ったとしか思えないw

共和党
 ブッシュ敗退はアンチエリートと家名に負けた感じがした。
 テッドさんとルビオさんは、トランプさんの過激さに負けた感じ。あと自滅。
 トランプさんが勝てたのはたぶんサンダースさんと同じ理由。
 
supre delegateの比率が民主党と共和党で違うのが、「イロモノ」が勝てたか否かの分かれ目だと思った。


/*-------------*/


世の中の空気としては「イロモノ」が「選挙に勝った」ら恥ずかしいとか、「イロモノ」が「選挙に勝つ」のは間違いだ、とか言ってるけど本当にそこが問題だろうか?

・選挙は1人1票でしょ?
・「イロモノ」でも「まっとうな政治家」でも1票でも多く支持されたほうが「正しい」んじゃないの?
・つまり負けてる「まっとうな政治家」たちが民意をくみ取れてないってことでしょ?

・そもそも「正しい選挙」ってsupre delegate抜きの選挙じゃないのw?
・supre delegateつっこんでSuper PACからじゃぶじゃぶ金入れてTVでCM打ってようやっと勝てた人のほうが恥ずかしくなイカ?

・僕の目から見ると、「まっとうな政治家」たちの発言はこう聞こえる。
『予備選や党員集会の結果は間違ってる!こんな結果は恥ずかしい!正しいのは自分たちだ!』ってね。
どっかの国の野党みたいだねw


/*-------------*/


個人的見解としては今回の選挙の最大の争点は「collapsed な社会」を再統合する気があるのかないのか、に見える。
「collapsedな社会」もしくは「分断されきった社会」かな。

つまり「イロモノ」に投票してる一般人たちに見えてるのは
・1%の人が99%の富を集めてるという事実
・努力したら一般人も成功できるかというとそんな気が全くしないという一般人の絶望感
リーマンショック以降NYとワシントンしか見てこなかった「正しい政治家」への嫌悪感
・「正しい政治家」を敵視した「わかりやすい主張」
・大学の学費無料化などの一般人たちに「メリット」のある「わかりやすい主張」
・political correctnessに支配されて本音を言えない空気を打破してくれる「過激な」発言

まぁ一言で言うと、
・「政治家と成功した実業家たちは自分たちの敵」
・「敵を粉砕して税金ぶんどって自分たちの生活を改善してくれる政治アウトサイダー候補者」
ってことだと思うんだよなぁ。
(これもどこかで見たことあるような光景w)


/*-------------*/


予測としては
共和党はトランプ氏が過半数を取ろうが、決選投票で負けようが次期大統領はヒラリーさん。
しかし票数的には就任後は社会統合策に引っ張られる、でも予算もない。
そこでいろいろな政策が押したり引いたり柔らかくされたりしそうな気がする。